ディアカーズのもっとモノ想い

あっという間に着られなくなる衣類たち

意外な子供の成長スピード

私は、幼稚園から小学生までの間の1年間に、身長も体重もまったく増えず、両親が心配してよく病院にかかっていたような子供だったそうです。自分が母親になって、子育てを経験してみると、私の娘は、70cm〜90cmのサイズのいくつかの衣類が、袖も通さずに終わってしまうほど、そこは加速的に成長。
その後、120cmサイズの時代が意外と長くて、140cmサイズになってからは、成長が遅くなりました。子供によって、成長の具合というのは大きく違いがありますよね。安いから、と思いっきり買ってしまった靴や衣類が、結局1回か2回で、着られなくなる。どんなママにもそんな経験はあると思います。

もっとも身近なリサイクル

着られなくなった服の再販という方法は、子供の次の衣類を買うのに、大切な資金源となりました。
昔だったら、兄弟姉妹や従兄弟の「おふる」や「おさがり」になりますが、今は一人っ子も多いですし、うちの子も一人っ子です。
親戚や知人に同い年くらいの子供がいることも少なく、「おさがり」にするわけにもいかないときは、気候の良い時をねらってフリマに出店してみたり、ネットで販売してみたり、中古の店に売りに行ったりと、いろいろした記憶があります。
その時、気になったのが、洋服のタグに娘の名前がマジックで書かれていたこと。
『これって、次にこれを着てくれるお子さんは、きっと、いやだろうな・・・』
そう思うと、そのまま売ったりするのは、なんだか悪い気がして、売るのをあきらめて、捨ててしまったことも多くありました。 
といって、名前はつけないと、園からは注意を受けますので、書かないわけにはいきませんでした。

つけるのラクラク、剥がすのラクラク

時代は変わり、今では、すごい商品が出ていることを発見。
「アイロンが要らない」お名前シールは、『きれいにはがせるシール』でもありました。
このシールの凄いところは、洗濯しても剥がれないくせに、剥がしたくなったら、きれいに剥がせるところ。
貼るときは、洗濯表示のタグに、指でぎゅーと押して貼るだけ。なのに、さて、剥がそうとしたら、指でシールの端っこをカリカリしてひっぱれば、すうっと綺麗にとれます。剥がしたあとも、全然ベタベタしていない!!
子育てを終えた私は、次は、親たちの面倒を見なければならない時代に突入しました。
自分の父親が入院するときに見つけた、「アイロンが要らない」お名前シール。
一時的な入院を経たあとは、剥がすことも必要だったので、このシールの便利さには、度肝を抜かれました。
私の子育て時代に、こんな名前シールはなかった・・・
これがあれば、再販だって、おさがりだって、次のユーザーとなる子供に、いやな思いをさせずに済みますよね。